アドラーの心理学
嫌われる勇気という本を読んだ。
この本は「アドラー心理学」について書かれた本だが、
今までの自分の考えを根本的に変えるだけのインパクトのある
内容であった。
ただ、この本のとおりに直ちに行動するのはかなり勇気のいることで、
自分には到底すぐには難しいと感じた。
内容は哲人と青年の対話形式で進み、
とても読みやすく、書いてあることはとてもシンプルではあるものの、
それを受け入れ実践することはとても難しい。
本書の中で印象に残ったフレーズを以下に記載する。
・人生の問題はすべて対人関係の問題
・幸福とは貢献感である
・人生における最大の嘘、それは「いま、ここ」を生きないこと
・承認欲求を捨てる
・自己受容と他社信頼
・原因論ではなく目的論
・課題の分離
・馬を水辺に連れて行くことはできるが、水を飲ませることはできない
・人は、自分には価値があると思えたときに勇気を持てる
・信頼とは、無条件に信じ続けること(信用は条件付で信頼すること)
・行為のレベルではなく、存在のレベルで他社を受け入れられるか
たぶん、まだぜんぜん飲み込めていないのだと思う。
本の中でも、アドラー心理学を理解するにはは生きてきた年数の半分くらいかかる
とあったとおり、50歳くらいになるまで本当の意味で理解することはできないのかもしれない。