falchionz’s diary

おもに音楽、読書、ゲームについて感じたことや日々の仕事で感じたことをつらつらと記載します。

自己容認 - その2 -

自己容認の話の続き。
この本にも勇気付けられた。

乙武さんは、手足が無くても自分を不幸だと思ったことはぜんぜん無いそうだ。
それは、両親の圧倒的な包容力によるもののようだ。
方や自分は、どうだろう?
見た目のコンプレックスとかを友達にからかわれたりして傷ついたり、
部活で活躍できなかったり、
受験で行きたい学校に入れなかったり、
とかく挫折しがちで、できない自分にばかり目を向けてきたように思う。
それに比べて乙武さんは、
人より身体的に劣っていること自体は受け入れた上で、
その上で自分にできることは何か?
自立するためにはどうすれば良いのか?
を、両親や学校の先生など周りの人の理解や支援もあっただろうけど
一生懸命考えながら生きてきたんだと思う。

そういった考え方の違いが、自分と乙武さんで決定的に違っているんだろう。
この本だけ読んでいたとしたらたぶん自分は、
こう考えられるのは乙武さんだがらで、自分には無理
と考えてしまって、終わりにしてしまったと思う。
アドラー心理学を事前に読んでいたからこそ、考え方がすんなり自分の中に入ってきた。

乙武さんから自分を受け入れる勇気を少しだけ分けてもらえた気がする。

嫌われる勇気

嫌われる勇気