falchionz’s diary

おもに音楽、読書、ゲームについて感じたことや日々の仕事で感じたことをつらつらと記載します。

電子チケットアプリ

先週日曜日に、Bリーグの試合を見に行った。

どうしても田臥の有志が見たくて、強引に家族を誘って見に行ったわけだが、

直前だったのでスマホの電子チケットで購入した。

チケット自体はBリーグのサイトで購入して、別途チケットアプリへ

購入時に払い出されるコードと、携帯番号を使って認証、

OKだとアプリに電子チケットが読み込まれる。

で、当日入場口でアプリの電子チケット画面を見せて、

電子スタンプの端末をかざしてもらうとハンコの画像がポンっと押される感じ。

スムーズに入場できた。

 

このサービスのいいところは、何といっても紙でチケットを郵送してもらったり、店頭で受け取ったり、コンビニで印刷したりしないで済むことと、他人に譲るときも

LINE経由で送ったりすることができるので、例えば当日現地集合にして、入場後に落ち合うようにするなんていうことも臨機応変に対応することができる。

 

仕事で類似のサービスを見たことがあるので、いくつか備忘録的に記載しておく。

 

1.EMTGチケット

emtg.co.jp

Bリーグのサービスはこちらを活用している模様。

ファンクラブ運営とか、エンタメ系の会員基盤サポート系を手広くやっている会社のよう。

事例見ても、コンサートでの電子チケットの実績が多い。

 

2.HiTAP

hitap.jp

こちらはスタンプラリーなどの用途が中心だが、JTBのパスミーというサービスは電子チケットとして利用している模様。

金銭があまり絡まない、比較的ライトな使いかたがメインの模様。

 

3.PlusZone/Stamp

www.nesic.co.jp

こちらはNECグループということで、セキュリティ面やSI力に安心感のあるソリューション。

下記記事にある通り、押印パターンがかなり多く、他のソリューションに比べるとパターン認証精度が高いのが特徴の模様。

導入実績が四国のファミマとか、まだあまり広がってなさそうなのは、やはりNECブランドということでコストが高いのかな?

itnp.net

 

この手のサービスも結構今年に入っていろいろ出てきた。

こういった組み込み系のツールと連携するサービスの開発プロジェクトとか、仕事としては面白そう。

 

ともあれ、Bリーグの試合は田臥の活躍もありBREXが快勝!!

試合も千葉の富樫との熱いガード対決とか、栃木4番のゴールを壊すダンクとか、大盛り上がりの試合でとても満足した。

また見に行くぞー。

 

小説「野火」を読んで

大岡昇平の野火の文庫を読んだ。

 

野火 (新潮文庫)

野火 (新潮文庫)

 

 全然知らなかったけど、昨年の夏に映画がやっていたようだ。

 

野火 [Blu-ray]

野火 [Blu-ray]

 

 市川崑が監督した映画もある。

 

野火

野火

 

アマゾンプライムビデオで、戦争映画を探していた時に、この顔のインパクトから興味を持ったのがきっかけだった。

映像で見るとかなりどぎつそうな内容なので、小心者の自分としてはまずは文章から入ろうと思って文庫を購入した。

私は、良い小説は読んでいるときにあたかもそのシーンが目の前にあるかのようにイメージできるような、情感豊かな描写がされている小説が好きなわけだが、この小説の情景描写はそんなきれいごとでは済まないほど、鬼気迫る内容であった。

酷暑の中、行き場を失った田村一等兵の心情とは裏腹に、どこまでも突き抜けるような青い空と、深い緑、自然の美しさと、おかれている状況の悲惨さが泣けるほどの対比を生み出している。

そして、生きるために人の肉を食べざるをえなかった状況と、その心理描写の表現、最初猿の肉だと松永に言われて田村はむさぼり食うわけだが、読んでいる自分からすると人肉だということがわかるわけで、ただ田村も薄々気づいてはいるものの、食べずにはいられないという、そういった心理状況が透けて見えるような、ものすごく研ぎ澄まされた文章表現だと思う。

レイテ島の最後クライマックスとなる、松永を打とうとするところなんかは、目の前で繰り広げられているかのようなリアリティだ。

文章で読んでこれだけのリアリティなものを、映画で映像表現として見た時に、直視することに耐えられるのだろうか?

というか、小説に引けを取らないクオリティの作品なのだろうか?

2015年版にはレイテに実際に戦争に行った人たちのインタビューも収録されているようなのでいつか見てみたいと思う。

祖父は自分が生まれた時にはすでに亡くなっていて、祖母ももう10年くらい前にはなくなってしまっているので、戦争をリアルに体験している人は身内にはすでにいなくなっているが、父は祖父や祖母から戦争体験についていろいろ聞いているはずなので、今のうちにその辺の話をじっくり聞いておきたい。

最近、父も70代になってめっきり老けてきたので、元気なうちにちゃんと話を聞いておかないとなと思う今日この頃である。

 

 

 

もうちょっと真剣に生きようと思う。

さっき、この記事を読んだ。

papuriko.hatenablog.com

我が家も家事の問題で何度もぶつかってるので、改めて身につまされる記事であった。

いや、これでも多少は家事をやっている。

週末は朝ごはん作ったり、風呂掃除したり、布団の上げ下ろししたりと、多少のことはやっている。

ただ、妻からすると全然満足してない。

むしろ、私の当事者意識の足りなさにイライラが募る毎日の様子。

正直、全然感謝されないし費用対効果悪すぎ!!

と思ってしまうのだが、

 

モラハラ。相手からの要望に対してキレる、超論理展開などをして、言いなりにさせようとする。 話し合い能力の欠如。2人で問題に取り組んで落としどころを見つけずに、自分の要望をごり押ししようとする。 当事者意識の欠如。家事=家のこと=2人の共通認識という認識がなく、自分から切り離している。 家事の軽視。「男は家事をやらなくてもいい」「雑用なんて俺の仕事ではない」という考え。 疲れ。家事に割けるリソースが不足している。 スキル格差。できる人とできない人の能力差。できない方が、学習コストが高く、時間もかかり、ストレスもかかる。

女たちはもっとカジュアルに「家事離婚」すればいいよ - 妖怪男ウォッチ

 この辺をさっきのブログで読んで、自分ももう少し当事者意識とか、妻との話し合いとかをしていかないといかんなと思った。

結婚して10年くらいになるが、喧嘩なんて日常茶飯事で、ほんとちょっとしたことで一瞬即発で戦争が勃発する。

妻も頑固というか、自分の考え方に確固たるものを持っているので、私からすると融通の利かない性格で、正直周りともっと折り合ったり、期待値下げたりした方が生きやすいんじゃないの?って思うような人なんだが、それだけ一つ一つのことや人に対して真剣に生きているということなのかなと思う。

一方の自分はといえば、確固たる自分の信念なんか持ち合わせておらず、結果が良ければなんでもいんじゃね?って感じで一事が万事こだわりがない。

本音いえば家のことだって、やれる方がやればいいじゃん。

といった感覚なので、妻がそこまで怒らなくてもいいんじゃないだろうかと思うことはしばしば。

あと、最近は話を聞き流していて、あとから週末の予定とかを確認すると烈火のごとく怒られる。

この辺はもう少ししっかり聞かないといかんなと思うのと、かなりの頻度で怒られているので、いい加減自分はボケてるのではないかと、心配になってきた。

もうちょっと真剣に生きようと思う。

 

後輩におごった話

昨日、仕事でお世話になったお客さんと飲みに行くことになった。

一緒に仕事した後輩もぜひということで、お客さんと2対2で飲むことに。

プロジェクトもかれこれ2年くらい経過していて、半年くらい前まで毎週顔を合わせていた感じなので、久々にあったが、すぐにいつものように会話することができた。

昨日はとても盛り上がった。

後輩も普段はあまりしゃべらないのに、かなり饒舌にいろいろと話していた。

時には危うい発言もあったけど、若気の至りということでおじさんたち3人は暖かく見守った。

もう終電も近いのでそろそろお開きにということで、お会計をすることに。

お客さんおおごられるのはコンプライアンス違反とのことで割り勘に。

ほんとにいい人たちだ。

後輩はいつも頑張ってくれてるし、ここはおごってあげよう!

ちうことで、後輩の分は私が払った。

一人6000円なので2人で12000円。

小遣制の身分からするとかなりの出費だが仕方ない。

いつも頑張ってくれてるからなー、なんてことを思いながらお会計を実施、お店を出る。

後輩の足元がおぼつかない様子。だが、4人の中では最も家が違いので、ちょっと心配しつつも、自分も終電が近かったので家路へ。

飲み慣れないサワーなんか飲んだせいで、かなり気持ち悪い。。。

何とか家について風呂に入り就寝。

翌日会社に出社、後輩ちゃんと出社してくるかなとおもってたら、無事に出社。

ただ、昨日の記憶はあまりないらしく、財布を持って私のところへ来て、

「昨日ってお金払ったんですかね?」

というので、「おう、払ったよ。」

と伝えたら「そうですか。」といって席へ。

俺がおごったことは彼にちゃんと伝わらずに会話は終了。

まあ、そんな日もある。

本当は俺が出したんだということを言わずにいる俺ってかっけー、

とかって思いつつ、心のどこかで、「あいつ、俺がおごったことに気づいてない。」

ということに心がざわつく。。。

そんな器量の狭い自分にも嫌悪感が湧いてくる。

俺って人間ちっちゃいなー。。。

まあ、飲み会は面白かったからいいか。

 

今、目の前をセグウェイに乗った人が通った。

なんだ、最近は一般人も普通に乗るのか?

ついていけないわー


藤岡弘、VS.ミニセグウェイ

【読書中】ソフトウェア開発者の人生マニュアル

 最近、気になった書籍を秋葉原有隣堂書店で見つけたので、思わず買ってしまった。

 

SOFT SKILLS ソフトウェア開発者の人生マニュアル

SOFT SKILLS ソフトウェア開発者の人生マニュアル

 

 

30台も後半になってきて、そろそろ自分の生き方というか、仕事のスタイルというのを確立、場合によっては会社を飛び出すなどの選択肢も考えないといけないな、なんて思いながら日々の業務をこなしているなかで、このまま流されてる状況でいいのだろうか?

と思っていたところに、この本に出合った。

まだ前半10%程度しか読んでないが、買ってよかったと思ったので紹介したい。

ちなみにアメリカ人の人が書いているようなので、そのまま日本でも使える内容なのかなと少し疑問に思いつつの購入でしたが、今のところ普遍的な内容で、日本人でも十分に活用できる内容かなと思います。

どんな人が書いているのか気になって著者名で検索してみると、twitterアカウントを発見。結構マッチョでアメリカンなタフガイって感じの人だった。

twitter.com

まあ、この本の中でも効果的なトレーニング方法とかも乗っていたり、健康についてもいろいろ書いてあるので、そういう人でもそこまで驚きはしないが、日本のエンジニアのイメージとは全然違う、筋トレのトレーナーみたいな写真でちょっとびっくり。

本の内容に戻ろう。

前半読み進めると、主に

・自己スキルの棚卸

自己実現するための目標設定とブレークダウン

・会社員、独立系コンサル、企業家の選択

・社内政治への理解

といったあたりについて、章立てて紹介されており、それぞれの章末に簡単なプラクティスが記載されている。

1章あたりがそこまで長くないので、興味のある章から読み進めてもよさそうである。

その中で、第10章の「プロであること」という章で、こんなプラクティスがある。

最後に「ノー」と言わなければならなかったときはいつだろうか。
その様な場面に遭遇したことがないなら、上司に間違っていることを指示されたときに自分がどうするかを考えてみよう。
どのように反応するだろうか。

自分はここ最近、上司に対して流されがちになっているなと思い、最近プロとして仕事をする自覚が足りないなと反省した。

上司がなるナゲットであることは前回ブログにも記載したが、

 

falchionz.hatenablog.com

 自分のイエスマンな体質にも大いに問題ありと言わざるを得ない。

上司からの依頼が他のタスクに比べて優先的に取り組むことが会社全体の利益貢献にほど遠く、他に優先すべきタスクがあるならば毅然とした態度で上司に臨むべきだと思う。

もちろん単純に噛みつくだけではダメだろうから、工夫が必要だ。

思いつくのは、

・代替案の提示

・優先度の相談

といったところが現実的な対応だろうか。

代替案の提示ができればベターだが、それも内容次第。明らかに不毛な作業なのであれば、優先度を下げて、いずれタスクリストから消えることを願うという消極策もある。

結構、依頼事項を忘れてしまうこともあるので、こういった消極策も現実的にはありだったりもする。(たぶんこの本にはそんなこと書いてないだろうけど。)

そんなんじゃだめだ、なぜこのタスクが不毛で優先度が低いのかを上司に敢然と説明して、力ずくで依頼を取り消させるという方法もあるにはあると思うけど、

それでカドが立つと思うとやはり言い方は考えないといけない。

それとなく、当人に不毛であること、もっと優先すべき事項があることを察知してもらえるような気付きを与えられるようにするのが一番である。

まあ、ケースバイケースなので、具体的にどのような対応ができるかを予め用意しておくのは難しいが。

ただ少なくとも、今やらなければならない目先の対応が必要な時に、後回しにさせてもらうくらいの交渉は必要である。

さすがにそういった相談には理解を示してくれるので、何とか仕事は回っているが。

もうちょっと上司転がしというか、うまく付き合えるようにならないといけない。

また、人との付き合いをもっと先を見据えて日々の仕事をこなすことも必要。

この本に記載されているプラクティスについても少しずつ実践してみようと思う。

引き続きこの本を読んだ途中経過については、このブログで報告していきたい。

 

妖怪まるナゲット〇〇

今日は仕事のグチを書きたい気分だ。
私は現在、システム開発会社で営業マンに同行して顧客訪問し、要件をヒアリングして見積もりを作る仕事をメインで行っている。
メインミッションはこれなのだが、わが部署はそれだけではなく自社のホームページのメンテナンスやら、他社とのアライアンス調整やらといった、
事業を拡大させるためのミッションもこなすという仕事の幅がやたら広い部署だ。
会社の事業を拡大させるための部署で、そのための当座の飯の種になる開発案件の受注活動と、
少し先を見据えた業務拡張やアライアンス調整を行うといえば聞こえはいいが、会社の中でいえばいわば何でも屋である。
こういう感じで、取り扱う業務の幅が広いので、私のような開発上がりの人間もいれば、営業上がりや、まったく関係ない業種から中途で入ってきた人など、様々なバックボーンを持った人が集まっている。
そんな中でも私は開発もできて、顧客との折衝もできて、WEBの知識もそこそこあるのと、社歴が長いので、なんだかんだで社内のしきたりとか、相談先を知っているということもあってかなり重宝がられて様々な仕事が降られてくる。

ホームページのメンテナンスは別の中途の担当者が行っているのだが、とある制御をしたいということで、技術不足なのでちょっと見てほしいといった体の、軽い感じで上司から依頼があった。
そう、社会人ライフが快適かどうかはこの上司という存在とどううまく付き合えるかで6割くらいは決まると思う。

今の上司は新人の時の先輩で、開発でくすぶっていた私を今の部署に抜擢してくれた。
この人は仕事を人に任せることに関しては天才的な才能を発揮する人で、この人にかかれば他人事のはずだった仕事がいつの間にか自分事になっていることは日常茶飯事である。
今回もそんな感じであった。
最初は「ちょっとみてあげて」から始まるが、自分のお人よしの性格も災いし、いつの間にかあいつにまかしておけばOKという雰囲気になっていて、私がメイン担当になっているということがよくある。
まあ、仕事を振られるのは能力を認めてもらっているからだという見方もあるが、あまりの丸投げぶりに腹が立つというのを通り越してあきれることもしばしばである。

この人は面倒な仕事は部下や他人に任せて、自らの得意領域をさらに極め、わからない部分は基本すべて丸投げるということを徹底して社会人生活を送っている。
ある意味すがすがしい。
さらに上司への報告も如才無く行い、成果のアピール方法も心得ているので社内でも安定した評価を得ており、私の部署もそいった意味では安泰ではある。
ただ、私は疲れている。
せめてもう少し丁寧な仕事の依頼をくれればいいのだが、たいていは誰かが上司に依頼してきたメールをそのまま私への指示はなしに転送するのみであったり、勝手にどんどんスケジュール登録をしたり、こちらがどういう意味か聞かなければ説明もしてくれないのでとてもストレスがたまる。
上司としては「大体わかるでしょ?」という感じで察しろということなんであろうが、こちらが察して動くとそれに甘えてどんどん適当な指示になってきたのでいい加減にしろと言いたくなってきた。

上司を甘えさせてしまった私の責任ともいえるが、細かいことは気にしない性格の人なので、文句を言ってもいまいち響かない。

妻にそのことを愚痴ったら「まるナゲット〇〇」(〇〇は上司の姓)と言って、思わず笑ってしまった。

dic.pixiv.net

妻がユーモアを交えて私の気持ちを表現してくれたおかげで少しだけだが気分が晴れた。
さーて、土日は家族とゆっくり過ごして気分をリフレッシュして、週明けの丸ナゲットに備えよう!!

 

 

 

 

もう少し親孝行しなければ

グノシーでニュースを見ていたら、このニュースが目についた。

zasshi.news.yahoo.co.jp

小泉元首相のお姉さんがなくなった。小泉元首相は先妻との間に3人の子供を授かったが、3人目を先妻が身ごもっているときに離婚したそうで、以後孝太郎、進次郎の2人の息子のこのお姉さんのことを実の母として育てられたとのこと。

人の家のことなので細かいことはわからないけど、複雑な家庭環境のようですね。

このお姉さんのお葬式の時に小泉元首相、2人の子供が悲しみに向き合う様子が記事には書かれているわけだが、3人目の息子については触れられてない。

3人目の息子は先妻が引き受けているようなので、関係ないんだろうけど、2人兄弟のように書かれている。

実は私も今日記事を書くためにニュースを検索するまで2人兄弟だとばっかり思っていた。

たまたま先妻のことを書いた記事を見つけて初めて3人兄弟であることを知った。

【画像wikiあり】小泉元総理の元嫁・宮本佳代子がヤバ過ぎる告白をしたぞ・・・(孝太郎、進次郎、佳長ら息子の画像もあり)2ch「離婚理由は」「立派」 : ニュースすとらいく!

記事を読むと、先妻は資産家の娘さんのようなので、お金の面ではそこまで苦労してはいないのだろうけど、ひとりで子育てしつつ働きにも出ていたようで、人にはわからない苦労がきっとあったのだろうなと思う。

 

弔辞が終わると孝太郎はこらえ切れず大粒の涙をこぼした。進次郎はうつむき、目元を人差し指でそっと拭った。この後、2人は寄り添って祭壇に白いカーネーションを捧げ、頭を下げた。最愛の「ママ」との最後の別れの瞬間、兄弟は、なかなか顔を上げなかった。

 

最近、私の実の母親が入院した。趣味がテニスで、今まで大きな病気をしているところを見たことのない健康な人だったので、とてもびっくりした。

普段は割と冷静で達観したところのある父が、平静を装いつつも内心心穏やかでない様子が見て取れた。

現在38歳、父親は70台、母も60代半ばともなれば、そろそろ介護や葬儀のことなどが頭によぎり始めるお年頃だ。

私も初めてそういったことを意識した。

幸い、母の病気は完治はしてないものの、日常生活を送る分には問題ないので、自宅療養をしているが、趣味のテニスができるほどには回復していない。

いきがいの一つが失われた母の気持ちはどんなであろう?

幸い二人の孫にも恵まれているので、やはり孫たちの成長する姿を見続けることに、人生の張り合いみたいなものを感じられるんじゃないだろうかと、この記事でお姉さんが孝太郎、進次郎兄弟の活躍を喜んでいた様子が書かれていたことから思い至った。

もう少し孫の顔をマメに見せてあげようと思う。

 

親が死ぬまでにしたい55のこと

親が死ぬまでにしたい55のこと

 

 

 

小泉純一郎独白

小泉純一郎独白