falchionz’s diary

おもに音楽、読書、ゲームについて感じたことや日々の仕事で感じたことをつらつらと記載します。

人生は割と変わるのかもしれないかもしれない

この記事を読んだ。

人生はわりと簡単に変わる | No Second Life

 

今、自分は38歳。まさに同じくらいの年だ。

状況も似たような感じ。

「自分は思うような人生を生きられない運命に生まれた」本当にそう思ってる。

なにをやっても自分の人生を生きている気がしない。

今の仕事にも情熱を待って取り組めない。

海外旅行で南の島に行って、家族と過ごしてるのにどこか空虚で心からは楽しめていない自分がいた。

帰ってきてから、楽しい旅行をありがとうと妻に言った。

心の中とは違うけど、円滑な関係にはそういうリップサービスも必要だ。

そんな寂しい心持ちで過ごす日々。

いつしか昔は楽しめたことすら楽しめなくなってきた。

同僚や、友達、近所の人と話をするのもできるだけ避けて過ごす毎日。

付き合いがあるので完全にシャットアウトはできないが、できるだけ消極的に、目の前のやり取りをやり過ごす、無難な受け答えだけしかせず、突っ込んだ自分の意見など絶対に言わない。

最近の自分は他人といかに距離をとるかということばかり考えている。

そんな状況がここ数年続いている。

自分はこのままでいいのか?

ずっと自問自答していた。

人生というキーワードをGoogleに入力したら、サジェストに人生が変わると出てきた。

ググってみた。

このブログに行き着いた。

まさに今の自分のような状況から劇的な改善をした体験談だった。

すごいと思った。自分もこの状況から抜け出したいと思った。

自分はずっとスマホアプリの開発をしてみたいと思っているけど、そのための環境がないからと、諦めている。

けど、その状況で諦めていてもいつまでも何も変わらないことに気がついた。

状況を変えるためにはなんでもいいから始めてみるしかない。

そう思ったら久しぶりにブログを更新する気になった。

しばらく自分の心を整理するつもりでこのブログの更新を続けてみようかと思う。

誰かに見てもらいたいと思っている今の気持ちを大事にしていきたい。

 

 

 

 

自己容認 - その2 -

自己容認の話の続き。
この本にも勇気付けられた。

乙武さんは、手足が無くても自分を不幸だと思ったことはぜんぜん無いそうだ。
それは、両親の圧倒的な包容力によるもののようだ。
方や自分は、どうだろう?
見た目のコンプレックスとかを友達にからかわれたりして傷ついたり、
部活で活躍できなかったり、
受験で行きたい学校に入れなかったり、
とかく挫折しがちで、できない自分にばかり目を向けてきたように思う。
それに比べて乙武さんは、
人より身体的に劣っていること自体は受け入れた上で、
その上で自分にできることは何か?
自立するためにはどうすれば良いのか?
を、両親や学校の先生など周りの人の理解や支援もあっただろうけど
一生懸命考えながら生きてきたんだと思う。

そういった考え方の違いが、自分と乙武さんで決定的に違っているんだろう。
この本だけ読んでいたとしたらたぶん自分は、
こう考えられるのは乙武さんだがらで、自分には無理
と考えてしまって、終わりにしてしまったと思う。
アドラー心理学を事前に読んでいたからこそ、考え方がすんなり自分の中に入ってきた。

乙武さんから自分を受け入れる勇気を少しだけ分けてもらえた気がする。

嫌われる勇気

嫌われる勇気

自己容認

ここ数年、仕事、家庭、人間関係、すべてにおいて自信の無い日々だった。
今から4年くらい前まで、仕事も家庭もすべて順調そのものだった。
開発グループのマネージャーとして複数のPLを従えて案件を切り盛りする毎日だった。
だが、ある案件の進捗の遅れの深刻さを見抜けず、普通にやっていてはリカバリできない事態に陥ってしまい、
急転直下、その案件の仕事以外の案件からすべて手を引かされた。
そこから状況は悪化の一途をたどっていった。
残った案件の建て直しのためにパートナーの開発現場に常駐することとなり、
常に進捗チェックと上長への報告を毎日求められる日々・・・
自分のやり方が真っ向から否定され、言われた方針に従って必死にプロジェクトを立て直す日々・・・
負け犬な自分にはどんなことを言ったって所詮負け犬なんだから俺のやり方に従えと
言わんばかりの上長。。。
自分が悪いと思ってるから言い返せない、何か言ってもすぐやり込められてしまう日々。。。
部下に自分の考えに基づき指示を出しても、上長に報告すると180度違うことを言われ
朝令暮改の日々、、、落ちる部下の指揮、自分自身も何が正解なのかもはや正常な判断が難しい状況まで
追い込まれていった。。。
そんな状態でも何とかプロジェクトとしては収めることができたわけだが、
失ったものも多かった。
同僚、部下の退職などもあったし、既存案件をすべて手放してしまったのでグループ員を
養うだけの案件が無い。残ったメンバーも案件ごと他のグループに吸収されるなど、
肩身の狭い思いをさせたように思う。
何より、自分自身の仕事に対する誇りとか、自身とか、そういったものの大部分がこのとき失われてしまったように思う。

それでも人間、生きていくためには仕事する必要があるわけで、
自分に自身が無いこんな私でも、今までの経験値を買われてとある案件の客先に準委任契約で常駐することになった。
うちの会社は、任月商売ではなく、請負による自社開発をメインにやってきてるので、
ある意味落ちぶれた感はここに極まった感があったが、当時は自社で居場所も無かったし、自社に準委任契約で
派遣されてる人たちって、どんな気分なんだろうという半ば興味本位もあり、この話を受けた次第だ。

常駐先の現場では、プロジェクトルームと呼ばれる狭苦しい部屋にコンサル、PM、SEがパイプいすと長机と
ホワイトボードだけある部屋に押し込められ、コンサルに同行して現状業務のヒアリングを実施するようなことを実施した。
環境は劣悪だったが、自社の人間からとやかく言われない環境がこのときはありがたくもあった。
また、とりあえずは目の前の仕事に没頭できる環境というのもありがたかった。
また、他社に派遣される人間が、いかに気を使いながら仕事をしているかということも、いざ派遣される側になって
初めて気づくことができた。
ちょっとしたことだが、トイレに行くことだったり、部屋の入退室、帰っても大丈夫かそれとなく確認するとか、
結構プロパーに対して気を使ったり、自由が利かないことがいろいろあるということに気づいた。
今まで自分がどれだけ傲慢で、頭ごなしに指示をしたりしてきたことが恥ずかしく感じたりもした。
そんなこんなで、半年くらい客先常駐して、その後自社開発期間は自社に戻ってPMO活動を行い、
その後導入支援で再び客先に半年常駐を経て、無事システムの立ち上げを見届けてまた自社に戻った。

ただ、もはや自分のグループなんて無いし、常駐の際のチームも借り物のアサインだったので、
ほぼゼロベースで社内の居場所を作る必要があった。
とりあえずの身の寄せどころとして、常駐する際の母体となったグループに身を寄せさせてもらうこととなった。

新規案件をいくつかこなすものの、折れた心は癒えておらず、常に自身の無い状況だった。
それでも今までの経験を活かして、なんとかプロジェクトは立ち上げるものの、
自身のなさから積極的な姿勢を示すことができず、いつも収益的には低空飛行であった。
なかなか上昇気流に乗れない自分に対して、上長からは根気強く育てていこうという意識を感じる言葉を
かけてもらってはきたものの、具体的にどう打開すればよいのかは依然見えず、低空飛行を続けている状況が
ここ2,3年続いていた。

どうして状況が改善されていかないのか?
毎回上長(複数名いる)からいろいろな形で叱責を受けるたびに落ち込む日々に、
次第に自分は「うつ」や「社会不安障害」なのではないかと疑うようになった。
実際、心療内科をなんどか受診してみて、軽度うつの傾向があると言われたことはあったが、
処方された薬の依存度が高いことや禁断症状などを考えると常用する勇気がもてず、
結局何もしない日々が続いていた。

そんなときに、アドラー心理学の本「嫌われる勇気」に出会った。
この本は、
・トラウマからの脱却(原因論ではなく目的論)
・自己受容⇒他社信頼⇒他社貢献のサイクル
・承認欲求からの脱却
といった考えに転換する必要性を説いている。
はじめて読んだとき、目からウロコが落ちるくらい納得した。
ただ、頭では理解できたけど、それが行動や考え方にまで落ちてくるまでには至っていなかった。
最近、もう一度読んで、ようやく自身の考え方に変化を感じるようになってきた。

以前は、何か発言して、その内容に対して何か意見を言われると、
自分のすべてが否定されたような気がして絶望的な気分になったが、
今はもう少し引いた感じで、客観的に他人の意見を「そういう考えもあるよね。」
「あなたはそう考えたんですね。」と、
発言内容そのもののありのままに受け取れるようになってきた。
これは小さな変化だが、自分の中では考え方、感じ方が大きく変わりつつあることを感じられるエピソードだ。
今までの自分だったらこんなことを言われたら
自分の存在そのものを全否定された⇒認めてもらえなかった⇒こんな自分生きてる価値なし
と、どこまでも落ち込んでいく感じだったが、それが無くなった。
必要以上に落ち込むことがなくなったことで、少し、生きていくのが楽になった。

たぶんアドラー心理学の自己受容のところの、扉の入り口に経ったところくらいなのだろうが、
自分としては確かな手ごたえを感じるエピソードだ。

言われたことの意味をそのままに受け入れられるようになることで、
必要以上に他人を敵視するような感情が生まれなくなってきた。
まだ「他社信頼」とまでは行っていないが、その兆しが見えてきたように思う。

思えば、子供のころからネガティブでどっちかというと否定的な意見ばかり言ってきたように
思うが、こういった小さいときからのものの考えかた、捕らえ方の積み重ねも関係あるように思う。
数年前はこのまま落ちていくしかないと思っていたが、今はちょっとだけ上を見ていけそうな気がしている。

半年後とか、今よりも良い状態になっていることを期待したい。

嫌われる勇気

嫌われる勇気

電動歯ブラシ

 

これの替えブラシがなかなか売ってない。

そろそろ替え時か?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「課長」から始める社内政治の教科書を読んだ

「課長」から始める 社内政治の教科書

「課長」から始める 社内政治の教科書

12/11読了。
一番気に入った箇所は第7章「政治」に勝つより大切なこと

「敵が友となる時、敵を滅ぼしたとは言えないかね?」
これは、リンカーンが残した言葉です。

この部分。著者の記述ではなく、リンカーンの名言で申し訳ないですが、
最も心に響いたのはこの部分。
「思考は現実化する」の中でもリンカーンのエピソードがたくさん出てきたので、
次はリンカーンの伝記などを読んでみたいと思う。
あと映画も面白そうなので見てみたい。

リンカーン (講談社 火の鳥伝記文庫)

リンカーン (講談社 火の鳥伝記文庫)

「思考は現実化する」それは理解できたが「目標」が見つからない

 

思考は現実化する〈上〉

思考は現実化する〈上〉

 
思考は現実化する〈下〉

思考は現実化する〈下〉

 

 

ナポレオン・ヒルの「思考は現実化する」を読了。

全篇に渡り、さまざまな気づきを得られる社会人としての教科書みたいな本であった。
書かれている内容にはいちいち納得、かつ実行してみようと思うことばかりではあったが、
そもそもの「目標設定」が非常に難しい。
「自分が何を望むのか?」
「一生をかけてこれを成し遂げたい」といった目標をもつことって、
今までの人生、流れに任せて意思決定を本気でしてきたことの無い自分のような人間には
とても高いハードルだと思った。

エジソンやフォードには一生をかけて実現したい目標があった。
だから人に何と言われようと、どんなに失敗したとしても、
「これでまた成功に近づいた」という超ポジティブシンキングが生まれ、
やがてそれは現実になる。ということらしい。
わかる。とてもよくわかる。
だがしかし、その一生かけて実現したい目標そのものを見つけることが難しい。

なぜ見つからないのか?

怠惰だから?
優柔不断だから?
軟弱者だから?
ネガティブだから?
いつも適当だから?
本気で生きてないから?

たぶんどれも正解なんだろうけど、「思考が現実化する」のであれば、
上記のような理由付け、理由探しそのものがNGなんだと思う。

できないことよりできること。
「でも」「しかし」ではなく「それならば」「ならばこう考えればできるのでは?」
と、常に否定、ネガティブにならないように意識しながら生きていくこと。

まずはそこからはじめようと思う。
そして、目の前の課題・仕事に対して一生懸命取り組もうと思う。
また、いろいろ助けてくれる仕事の仲間や家族のために何ができるかを
考えながら日々過ごそうと思う。

こういったことを地道に積み重ねていった先にきっと、
一生をかけても良いと思える願望が生まれてくるのだと思う。

がんばろう。

参考までに、読んでて気分のネガ・ポジ変換に役立った記事を記載しておく。

 

スパルタ婚活塾 第12講 「アラサー女が結婚できない最大の理由」|水野敬也オフィシャルブログ「ウケる日記」Powered by Ameba

逆に楽しい

2014/12/10 08:17

 

 

伝説のAV監督・村西とおる氏、ろくでなし子事件を語る - withnews(ウィズニュース)

なんかすごい前向きな気持ちになる。

2014/12/10 22:26

 

 

アドラーの心理学

 

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

 

 

嫌われる勇気という本を読んだ。
この本は「アドラー心理学」について書かれた本だが、
今までの自分の考えを根本的に変えるだけのインパクトのある
内容であった。
ただ、この本のとおりに直ちに行動するのはかなり勇気のいることで、
自分には到底すぐには難しいと感じた。

内容は哲人と青年の対話形式で進み、
とても読みやすく、書いてあることはとてもシンプルではあるものの、
それを受け入れ実践することはとても難しい。

本書の中で印象に残ったフレーズを以下に記載する。

・人生の問題はすべて対人関係の問題
・幸福とは貢献感である
・人生における最大の嘘、それは「いま、ここ」を生きないこと
・承認欲求を捨てる
・自己受容と他社信頼
・原因論ではなく目的論
・課題の分離
・馬を水辺に連れて行くことはできるが、水を飲ませることはできない
・人は、自分には価値があると思えたときに勇気を持てる
・信頼とは、無条件に信じ続けること(信用は条件付で信頼すること)
・行為のレベルではなく、存在のレベルで他社を受け入れられるか

たぶん、まだぜんぜん飲み込めていないのだと思う。
本の中でも、アドラー心理学を理解するにはは生きてきた年数の半分くらいかかる
とあったとおり、50歳くらいになるまで本当の意味で理解することはできないのかもしれない。

 

 

 

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え